大学で何を学ぶか

正直言って、仕事に関係することは、大学4年で学ぶことより、入社して3ヶ月で学ぶことのほうが多いと思います。


特に大学院まで進学すれば、かなり専門的なことまで勉強すると思いますが、それが直接仕事に役に立つケースは少ないと思います。学生時代どんなに成績が良くても、始めから専門的で責任のある仕事を任せてくれません。電話番とか、先輩社員から言いつけられた雑用こなしたり、あるいは会社のルールを覚えるのに必死です。そして、知識も何もかも先輩社員のほうが圧倒的に持っています。会社に入ったら、先輩との差と、それを埋めるために覚えなくてはならないことの多さに身震いすることでしょう。


さて、色々な意見はあるでしょうが、私は大学では広く人生について学べば良いと思います。定期試験にさえ合格すれば、あとはバイトや部活等、勉強以外のことに励むのも良いと思います。大学で学ぶ学問はその先で学ばなければならないことに比べればちっぽけなものです。


しかし、在学中に勉学に励むメリットもたくさんあります。良い成績をとれば、希望する研究室にも行きやすくなります。また、入社試験を申し込む際には成績証明書を送るので、定期試験で良い成績をとっておくと有利になります。また、成績がよければ、同級生からは尊敬され、人脈も広がることでしょう(テスト前は特に人気者になります(笑))。


他には、環境関連の資格をとっておくとよいでしょう。入社するとなかなか勉強する時間が取れないので、時間のある学生時代に取っておくのは賢い選択です。


そして、もう一点、大事なことを言っておきます。
「入学時点の夢と卒業時点の夢は違っている場合が多い」
ということです。


大学生になると自由時間は多くなるし、お金も有り余る時間でバイトをすればかなりの額を手にすることもできます。大人扱いなので、周囲からも文句を言われることも少なくなるでしょう。そういう恵まれた状況なので、中学、高校の時とはまったく違った体験ができるでしょう。


そして、大学の4年間で多種多様な経験していく中で、考えが変わっていくことはある意味自然なことだと思います。もちろん初心貫徹で4年間目標に向かって努力できるならば素晴らしいと思いますが、大学に入ればもう少し広い視点で自分の人生を考えてもよいと思います。
選択肢は一つではありません。日々の経験や学びの中で、気付きがあり、その都度、選択肢は増えていきます。個人的には初心貫徹より、大学時代は選択肢を広げるための経験を積んだほうが良いのではないかと思います。


別に環境関連の職業に拘る必要もないのです。世の中にはそれ以外にもやりがいがあって社会に貢献できる職業がいっぱいあります。有り余る時間の中で考えてください。なぜ自分が環境を志すのかを。答えが環境じゃなくなってもまったく恥じることではありません。大事なのは、自分にとって最善の道を見つけること。それが大学生で最も大切な事だと思います。


中高生の皆さん、受験頑張ってください。

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